卒業証書を受け取る卒業生代表の坂口由佳さん=佐賀市兵庫南の県立総合看護学院

優秀学生として表彰を受けた卒業生=佐賀市のグランデはがくれ

■「命に関わる仕事誇りに」

 佐賀市の総合看護学院(樗木等学院長)で3日、卒業式が開かれた。卒業生72人が看護実習で積んだ経験と、恩師や保護者への感謝を胸に新たなスタートを切った。

 式で樗木学院長は「人の命について考え、命に関わる仕事を誇りに思ってほしい」と学生の背中を押した。卒業生を代表し、お礼の言葉を述べた看護学科の坂口由佳さん(21)は、がんの告知を受けた患者と出会った実習について話した。「これが運命。長生きは希望していない」という言葉にショックを受けた坂口さんは、2年後に再び患者に出会い、「あの頃は苦しくて、あなたの名前も顔も覚えていないけれど、検査中に掛けてくれた言葉は覚えてる」と言われたという。坂口さんは「実習生ながら、私の関わりが患者さんにとって意味をなしていたことを知り、涙が止まらなかった」と話した。恩師への感謝や在校生への応援の言葉で締めくくり、会場は涙と拍手で包まれた。

 同学院では保健学科20人と助産学科14人、看護学科38人が卒業した。卒業生は4月1日から県内外の病院や産婦人科に勤務、または大学医学部へ進学する。

■「社会の発展に貢献したい」

 佐賀市の九州国際情報ビジネス専門学校(園田皓二校長)の卒業式が3日、同市のグランデはがくれであった。情報システム科など4学科の卒業生が、全員就職を実現した学生生活を振り返り、社会に旅立つ第一歩の節目を祝った。

 式では園田校長が「心身健康を第一に、自分はできるという強い気持ちを持って、これからも夢の実現に向けて努力してほしい」と卒業生を激励した。各学科の代表者が卒業証書を受け取り、優秀な成績を収めた学生には、学校長賞、佐賀県知事賞や皆勤賞などを表彰した。

 卒業生代表の医療ビジネス科2年・成住(なるずみ)真紀さんは「人生の新しいスタートとなる大切な時に、同じ目的に向かって学び、同級生として強い友情、深い絆を結ぶことができた」と学校生活を振り返り、「有意義な青春時代を支えてくれた先生、家族への感謝を忘れず、社会の発展に少しでも貢献したい」と誓った。

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