本年度から職員採用試験を民間型に変更した鳥栖市の1次試験申込者数が、前年度の120人から244人へ倍増した。大卒程度の一般事務は前年70人から190人へと2.7倍になり、市総務課は「予想を大きく超える反応」と驚いている。

 市は受験者数の減少傾向を受け、民間に流れる優秀な人材も取り込もうと、筆記試験を公務員試験対策を必要としない民間企業向けに変更したうえ、面接の回数と時間を増やすことを打ち出した。8月1日から19日まで受け付けた。市のホームページには前年の倍以上の8千件を超えるアクセスがあった。

 申込者数は、一般事務が大卒程度と高卒程度22人を合わせて212人、採用4人程度に対する倍率は53倍になった。大卒・高卒程度を合わせた土木は22人(採用3人程度)、保育士は10人(同1人)。来年4月1日に29歳になる人までが受験できる大卒程度の一般事務では会社員の申し込みも目立つという。市は「試験内容の変更を機に、公務員になって地元に戻ろうとしているのでは」と推測している。1次試験は18日に市役所などで開く。

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