クラウドファンディング「マクアケ」について説明する坊垣佳奈取締役=佐賀市の日本政策金融公庫佐賀支店

 インターネットで資金を調達するクラウドファンディング(CF)について学ぶセミナーが19日、佐賀市の日本政策金融公庫佐賀支店で開かれた。サイバーエージェント・クラウドファンディング(東京都)の坊垣佳奈取締役が、出資者に特典を付ける購入型CF「マクアケ」について説明。市場調査やPRにも役立つ利点を解説した。

 坊垣取締役はマクアケの活用事例として、和紙を使ったシャツ、名刀を模したペーパーナイフの開発などを紹介。新製品が一般価格より安く購入できる権利を特典に付けることで「出資希望者が最初の客となり、販売戦略や量産を考えるテストマーケティングに利用できる」と説明した。

 完全予約制の和食店が、開業のPRも兼ねて優先利用できる権利を特典にして、短期間で資金を集めた成功例も示した。「1年間ビール飲み放題や個室の利用権、客の名前入りコップなど、ほかにも魅力的な特典を付けられる。かかる経費は広告費と考えれば安い」と話した。

 セミナーは同支店、佐賀未来創造基金、市民生活パートナーズでつくる「創生ネットさが」が開き、金融機関の担当者など約50人が聴講した。

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