動物や植物などの神を表現した色とりどりの仮面が並ぶ会場=唐津市呼子町の鯨組主中尾家屋敷

 やおよろずの神様を仮面で表現した作品展「神々の仮面展」が、唐津市呼子町の「鯨組主中尾家屋敷」で開かれている。200を超える作品は、手にとってかぶれる。17日まで。

 佐賀新聞で「唐津拾遺集」を連載する田中誠さん(63)が作った。知人の影響で2014年から制作を始め、作品数は合計で千を超える。今回は15年から作った一部を展示している。

 「かっぱの神」や「イカの神」など何かの神様を表しており、中には「スマホの神」といったものも並ぶ。「現代の日本人は心に余裕がない」と感じている田中さん。「昔は神様が身近にいて、心のよりどころになっていた。もっとゆとりがあった」と話す。展示期間中も、新作ができれば会場に飾るため展示数はどんどん増えている。

 田中さんは「子どもからお年寄りまで、自由な感性で作品に触れてほしい」と呼び掛ける。午前8時45分から午後5時まで。水曜日休館。無料。土日は田中さんが在廊する。

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