自作した水車の模型を用水路につけて、動く仕組みを学んだ児童=唐津市相知町

 唐津市相知町の町切水車を使った体験学習が6月30日、同町であった。相知小3年生が、自作した水車の模型を用水路で動かして仕組みを学んだ。

 町切水車は400年前から同地区で使われた歴史がある。松浦川の氾濫を避けるために高台に設けた田んぼに、水をくみ上げる役割を持つ。

 児童はまず、本物の水車を見学。中央の胴木や、そこから伸びる腕木、羽板からなる構造を学んだ。水の流れを受け、しぶきを上げて回転する様子に見入った。くみ上げた水が水路を通って田んぼへ流れる仕組みに「昔の人はすごい」と感心していた。

 割り箸や牛乳パック、たこ糸などで作った水車の模型を、実際に用水路で動かした。太ももまで水につかり、「冷たい」「ちゃんと回った」と笑った。

 居石悠希さん(8)は「プールの水より冷たかった。模型がこんなに回ると思ってなくて驚いた。本物の迫力はすごかった」と話した。

 総合的な学習の一環で、地域の歴史や水車の利活用に取り組む市民団体「自然と暮らしを考える研究会」が指導した。

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