書道家の山口芳水さんが画布を黒く染め、最後に「LOVE」の文字が浮かび上がった=嬉野市の和多屋別荘

フラフープで華麗な舞を披露する出演者

 嬉野市の和多屋別荘で3日夜、「箱庭の芸術祭」が始まった。敷地内の日本庭園で、8組のアーティストが書道パフォーマンスや日本舞踊、軟体芸などを披露し、日本の伝統文化とサーカスを融合した演目で来場者を魅了した。午後8時半開演で5日まで。観覧無料。

 月明かりに照らされた庭園。松や池に囲まれた舞台に佐賀市出身の書道家、山口芳水さん(37)らが登壇した。山口さんが大きな画布を墨で力強く染め、最後に白く「LOVE」の文字が浮かび上がると、会場からは感嘆の声と拍手が起こった。

 三味線や琴、バイオリンの生演奏に合わせた日本舞踊や日本刀に炎をともした炎舞などが30分間の演目に盛り込まれ、来場者は食い入るように見つめていた。

 日本の伝統文化の継承と発展のため和多屋別荘が2年前から始め、今回で14回目。山口さんは、「ぶっつけ本番で感覚で書いた。『愛』は一番好きな言葉です」と語った。

 和多屋別荘内で山口さんの書道展も開催中で、「愛」をテーマに嬉野茶を塗料とした作品など約30点が並ぶ。9~22時。6月25日まで。観覧無料。問い合わせは和多屋別荘、電話0954(42)0210。

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