地雷を撤去した敷地でサッカーをする子どもたちの写真を見つめる来場者=佐賀市の佐賀玉屋

紛争地などで厳しい状況の子どもの写真を撮影している藤原紀香さん

 女優の藤原紀香さんがアフガニスタンなどの紛争地で撮影した写真展が、佐賀市の佐賀玉屋で開かれている。厳しい生活を余儀なくされている子どもたちを写した約50枚が並んでいる。入場は300円(小学生以下は無料)。10日まで。

 藤原さんは2002年から餓死や貧困に苦しむ子どもたちの救済を訴えるチャリティー活動をライフワークにしている。「義足をつけリハビリをする3歳の少年」や「配給を受け食べ物をほおばる子どもたち」の写真のほか、「子どもたちの笑顔」を活写した作品も多く展示。現地の子どもたちの手紙もあり、本人私物のチャリティーオークションも同時開催する。

 諸富町から訪れた小野陽子さん(72)は「義足の少年の写真が印象的で涙が出そうになった。厳しい状況の中でも笑顔ばかりで感心した」と話した。

 写真展は、物流業の「ロジコム」(本社・佐賀市)が主催。藤原さんと約10年前から交流がある同社が「我々も何か手伝えないか」と創立55周年を記念して開いた。鳥屋正人社長(58)は「佐賀で戦争を知らない人たちに世界の状況を知ってもらい、思いやりの気持ちを強く持ってもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 9日には藤原さんによる講演会が午後2時半から佐賀市のマリトピアである。入場は1500円。問い合わせはロジコム、電話0952(33)5735へ。

このエントリーをはてなブックマークに追加