2019年開業予定の道の駅「しろいし」への出荷も見越して新たな特産品を作ろうと、白岩地区に整備された果樹試験場=白石町の白岩果樹試験場

一般会計当初予算の総額は138億9千万円。前年同期比11・9%増の過去最大となった。ただ、増加した主な要因は合併特例債を使った白石町振興基金の積み立てによるもので、積立額は7億8千万円。今後の負担金支払いなどを見越して、一度の借入額が増えすぎないよう備えた。

 まちづくりの具体的な事業としては、2019年開業予定の道の駅施設整備事業に3億7082万円、全小中学校の普通教室と特別支援学級88教室にエアコンを設置する学習環境改善事業に1億8550万円など。

 歳入では、町債が前年同期比約3倍に当たる18億1560万円と膨らんだ。ふるさと納税を含む寄付金は同約2倍の2億120万円を見込んでいる。

 ◇主な事業◇道の駅施設整備事業=3億7082万円▽子どもの学習環境改善事業=1億8550万円▽白石社会体育館改修事業=1億2750万円

■江北町

 一般会計当初予算の総額は前年同期比19・7%増の47億9800万円。前年度は町長選直後で骨格予算だったことに加え、昨年9月からオンライン決済を始めて好調なふるさと納税の増額などから、大きく膨らんだ。

 主な事業は、小中学校の全児童・生徒の給食費を完全無料化する助成事業に3943万円。ふるさと納税を積み立てた基金を充当しており、来年度以降の継続的な予算の確保が求められる。そのほか、新設した小規模保育所を含む運営委託事業に1億7362万円などとなっている。

 歳入は、町税が前年同期比5・9%増の9億4288万円。寄付金は、前年同期比約4万倍に当たる5億1014万円を見込んでいる。

 ◇主な事業◇学校給食費助成事業=3943万円▽通学路交通安全対策事業=2091万円▽ふるさと納税推進事業=3億6573万円

■大町町

 一般会計当初予算の総額は前年当初比0・1%減の33億2570万円。空き家対策などに力を入れる。

 空き家対策はこれまでより対象を増やし、町への寄付を条件に10軒程度の取り壊しを予定。跡地整備費を含めて2777万円を予算化。危険住宅を壊す費用の半額補助(上限50万円)にも200万円を組んだ。 

 65歳以上の運転免許証自主返納者にタクシー券を交付する制度を新設。1万円分を3年間交付する制度で初年度は12万円を見込む。

 小学3~6年生に本物の芸術に触れる機会を設ける「情緒教育推進事業」に18万8千円を予算化、修学旅行時などでの活用を考えている。町立小中一貫校「ひじり学園」の全普通教室にはエアコンを設置する。

 ◇主な事業 空き家対策費=2977万円▽道路照明灯更新工事費=1890万円▽運転免許証自主返納支援助成費=12万円

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