英語新教材、読み書きも

 2020年度からの次期学習指導要領の完全実施により小学校で英語が教科化されるのに向け、文部科学省は21日、18~19年度の移行期間中に小学校5、6年の「外国語活動」の授業で使う教材「We Can!」を公表した。「聞く、話す」活動を繰り返し、音声に慣れ親しんで「読む、書く」に取り組む構成。「五輪・パラリンピック」も題材に取り上げた。

 移行期間中は正式な教科書がないため、国が次期指導要領に対応した教材を作成し、配布する。20年度から使われる教科書作りの参考にしてもらう狙いもある。

 「We Can!」は「行ってみたい国や地域」「日本の文化」など身近なテーマを中心に学習に取り組みつつ、簡単な代名詞や動名詞、過去形の表現も盛り込み、中学校の授業に円滑につなげられるようにした。

 冊子とは別にデジタル教材も作成し、音声や映像も活用する。五輪・パラリンピックが題材の単元では、映像を見て登場人物が見たいと思っている競技を考えさせる内容などとなっている。

 現在は5、6年で「聞く、話す」が中心の外国語活動を行っているが、移行期間中は3~6年に対象学年を拡大。3、4年で年15こま(1こま45分)、5、6年で年50こま実施する。3、4年用の教材は今年中に別途公表する。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加