6月25日の浦和戦に出場した鳥栖・田川=ベアスタ

 J1鳥栖のフィッカデンティ監督が今、高い期待を懸けるのが18歳FWの田川亨介だ。今季デビューしたばかりだが、6月25日の浦和戦でも巧みなボールさばきで存在感を示した。この試合は、ドイツ移籍が決まったMF鎌田大地のラストマッチ。ポジションは異なるが、主力の穴を埋めるべく「大地くんを追い越せるようにやっていきたい」と話した。

 前半30分から途中出場。後半に日本代表DF槙野智章のタックルをかわしてゴールに迫った。その数分後のミドルシュートがGKの指をかすめてCKを獲得、これを鎌田が蹴って先制点につなげた。終盤にも相手DFからボールを奪って2点目をアシストした。

 身長181センチの恵まれた体格と、50メートル6秒台のスピードで駆け上がるドリブルが持ち味。下部組織から昇格して3月5日の川崎戦でJ1初出場、4月8日の新潟戦で初ゴールを決めた。18歳1カ月28日での得点は、鎌田の持つクラブ最年少記録を更新したものだった。

 5月にはU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)韓国大会にも出場したが、先発した1次リーグのイタリア戦で「何もできなかった」と世界との差を痛感した。

 鳥栖の未来を担うストライカーは「若いうちに海外挑戦するのは目標」と話す。20歳で海を渡った鎌田に大いに刺激を受け、自覚を高めていた。

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