福田晃斗選手

福田晃斗選手

 「自分で決めたことをコツコツやることが一番大事」。プロ2年目の昨季はリーグ戦22試合に出場し、シーズン後半からスタメンに定着したJ1サガン鳥栖のMF福田晃斗選手(25)。笛が鳴るまで走り続ける鳥栖のサッカーを体現するボランチは「好きな気持ちを大切に、サッカーを楽しむことが成長への第一歩」と話す。

 福田選手は三重県出身。サッカーは、幼稚園の友達に誘われて6歳から始めた。当時は「点取り屋」として活躍し、県選抜メンバーにも選ばれた。三重県にはJリーグのクラブはないが、それでも、幼稚園の卒業アルバムには「プロサッカー選手になる」。周囲にも常に言い続けてきた。「言うことで自分の体も心も動くんだと思う」

 悔しい思い出がある。小学生の時に出場した全国大会でJクラブの下部組織に大敗。「まだまだ上がいるんだ」。たとえ練習試合でも、負けた時は人目も気にせず悔し泣きするほど根っからの負けず嫌いだ。

 「僕は点を取るタイプではないけど、走って自分の役割を全うする姿を見せて勇気を与えたい」と福田選手。「地元にプロのクラブがあることを幸せに感じながら、目の前のことを一つずつ吸収してほしい」と佐賀のサッカー少年、少女にエールを送った。

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