両チーム入り交じって記念撮影した「レイア」と女子野球オランダ代表の選手ら=嬉野市のみゆき球場

先発投手として出場し4回無失点の好投を見せた白石町出身の大串桃香投手(奥)=嬉野市のみゆき球場

■「佐賀で先発、気持ち入った」

嬉野市

 女子野球ワールドカップ(9月3~11日、韓国・釜山)を前に嬉野市で合宿したオランダ代表チームと、白石町出身の女子プロ野球選手・大串桃香投手(18)が所属する「レイア」(仙台市)の練習試合が8月31日、嬉野市のみゆき球場であった。先発出場した大串投手は4回を投げて無失点に抑え、レイアが25-0でオランダ代表を破った。

 大串投手は初回表、2死二、三塁を0点で切り抜け、二、三回は三者凡退に抑えた。四回は四球から1死満塁のピンチを招いたが、続く2人を内野ゴロに打ち取った。スリークオーターから投げ込む独特な投球フォームとリズムで、被安打3、四死球1、3奪三振の成績で交代した。

 昨年のプロ入り以来、県内での対外試合出場は初めて。普段は中継ぎでの起用が多く先発は2度目だったが、「無失点」「先頭打者を打ち取る」という試合前の目標を達成した。「佐賀で投げられるのはめったにないチャンスなので気持ちも入った」という。

 相手チームについては「当たれば飛ばせるパワーを感じた。体格が違うため、普段とは投げる感覚も変わる。W杯出場は自分にとっても目標の一つなので、勉強になった」と話した。

 一方、この試合で合宿日程を終えたオランダ代表のエディー・ディックスヘッドコーチは「選手たちにたくさんの代え難い経験をさせることができた。我々は小さなチームだが、嬉野や佐賀の方々のおかげで恵まれた環境で合宿できた。W杯でも経験を積み、一つでも多く勝ちたい」と話した。

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