武雄市が鉄道・運輸機構に要望した「温泉街になじむ歴史と新しさを感じる駅」

■市、3案から機構に

 九州新幹線長崎ルートの武雄温泉駅の駅舎デザインについて、武雄市は28日、鉄道・運輸機構が提案した三つの案のうち、「温泉街になじむ案」にするよう同機構に要望した。

 要望した「温泉街になじむ歴史と新しさを感じる駅」は、落ち着きのある現代的な広い屋根の下に、武雄温泉の楼門を感じさせる漆喰(しっくい)や赤い木組みのようなデザインが施されている。

 三つの案は5月末に提案され、観光や商工、区長会などの代表38人で構成する「新幹線活用プロジェクト」や市議会で協議、市民の意見も募った。協議の結果、市は「落ち着きのある屋根や楼門を思わせる色、近代的で、シンプルでシャープなイメージ」と評価して推薦案に決めた。

 28日は小松政市長らが福岡市の鉄道・運輸機構九州新幹線建設局を訪ねて推薦書を手渡した。機構は本年度中に実施設計を行う計画。着工時期は決まっていないが、「開業の1年半ほど前には、外観が姿を現すことができるようなスケジュールで対応を進める」としている。

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