全国から集まった16台が競ったミニ四駆大会=佐賀市の佐賀大学本庄キャンパス

 人工知能(AI)で走りを制御する自動車模型「ミニ四駆」の大会が8月31、9月1の両日、佐賀市の佐賀大学本庄キャンパスで開かれた。AIを学ぶ学生や研究者が全国から参加し、最新の技術を搭載したマシンでスピードを競った。

 日本知能情報ファジィ学会の年次総会に合わせて開き、佐賀大学をはじめ7大学から16台のマシンが出場。市販の車体をベースに、マイコンとタイヤの回転、車体の傾きなどを感知するセンサーを搭載し、プログラムで走りを制御する。

 1周約14メートルのコースを2台で走り、早く3周したほうが勝ち。直線、カーブのほか坂やジャンプ台も設けられ、適切に減速しないとレールから飛び出してしまう難しいコースを設定した。参加者はセンサーで収集した情報をもとにプログラムを微調整し、マシンをコースに適応させていた。

 トーナメントを勝ち抜いて優勝した中京大学(名古屋市)の工学部3年、本山健斗さん(20)は「普通のレースはマシンの力で勝負が決まってしまうのに比べ、プログラミングなど自分の実力が反映されるのが面白い」とAIミニ四駆の魅力を語った。

このエントリーをはてなブックマークに追加