昨年のライブステージで演奏を披露する生徒たち=佐賀市松原のライブハウス「RAG・G」

 不登校を経験したり、障害がある生徒たちが5日、佐賀市でライブステージに立つ。人付き合いが苦手だったり障害があったりして一般校になじめなかった子どもたちに、九州国際高等学園(佐賀市)の福富功祐教諭(29)が「人とつながる楽しさや成功体験を感じてほしい」と企画した。

 学園の生徒のほか、卒業生や一般の音楽グループもピアノやバンド演奏を披露、県内で活動する画家のライブペイントもある。

 出演者の一人で2年の安達涼太さん(18)は注意欠陥多動性障害(ADHD)がある。入学した高校になじめず、15年に学園へ編入した。ライブではピアノソロを披露するが「大勢の人の前で何かするのは初めて。本番では普段通りの演奏をしたい」と緊張気味だ。

 福富教諭は「成功体験が少なく、承認欲求が高い生徒もいる。挫折や失敗をしても小さくなる必要はないと、ライブを通して生徒に経験してほしい」と語る。初開催の昨年は保護者ら約200人が集まった。

 ライブ「Q-FES」は5日午後4時から、佐賀市松原のライブハウス「RAG・G」で。チケットは前売り、当日ともに500円で、小学生以下は無料。別途ドリンク代500円が必要。問い合わせは福富教諭、電話090(9075)9063。

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