巻き寿司アートで作ったムンクの「叫び」

ライブ巻き寿司でムンクの「叫び」をつくるたまちゃん=伊万里市民図書館

大クスなど武雄の名所の映像に加え、運勢も表示される「顔はめっぴんぐ」=JR武雄温泉駅

 日本遺産に指定された「肥前窯業圏」の4市1町で、アートを楽しむイベント「Saga Dish&Craft(ディッシュ・アンド・クラフト)」(佐賀県主催)が開かれている。カフェやレストラン、公共施設を舞台に、新たなアートの世界を体験できる。20日まで。

 唐津、伊万里、武雄、嬉野市と有田町に計11人(組)が、ドローンによる空撮写真やプロジェクションマッピング、似顔絵など独自のアートを展開。ワークショップ(有料)やトークイベント、ライブペインティングなども行い、陶磁器文化とアートの化学反応を楽しむ。

 まちづくり活動などに取り組む「地域プランナー」が各市町1人ずつ任命され、イベントの企画運営に携わっている。県は「行政の押しつけではなく、地域で続けていく機運が生まれれば」と期待を寄せる。

 伊万里市民図書館では4日、巻き寿司アートのたまちゃん(清田貴代さん)=東京都=が、佐賀の米とのりなどを使って、ムンクの名画「叫び」を表現した。制作中は会場とのトークで自らの芸術観も披露し、「日常にあるもので非日常をつくるのが面白い。素晴らしいから誰かをまねするより、自分ならどうするかを考えることが重要」と語った。

 武雄市のJR武雄温泉駅では、プロジェクションマッピングで多様に変化する顔はめパネル「顔はめっぴんぐ」が登場。20日まで楽しめる。

 駅にあった高さ約2・5メートルの武雄温泉のミニ楼門パネルをスクリーンにして、顔を入れると武雄の大クスや図書館、温泉などの映像が1分間流れる。通勤、通学客が毎日楽しめるように運勢も表示し、動画や写真が撮れる脚立も用意している。

 20日までの各プログラムは、インターネットホームページ(http://dish-and-craft.jp)で確認できる。

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