お釈迦様の誕生と最期を描いた「誕生図」と「ねはん図」に見入る来訪者たち=佐賀市唐人の城雲院

 佐賀市唐人の寺院「城雲院」が、お茶を飲みながらねはん図や書を楽しむ「喫茶去(きっさこ)」を開いている。院には明治時代、ドイツ医学導入を主導した佐賀藩医、相良知安の墓もあり、浦郷公道住職(67)は「維新150周年の前に、いろんな人に見てほしい」と話す。5日まで。

 「喫茶去」は禅語で「どうぞお茶を召し上がれ」という意味。維新150年の2018年に向けて県内でも記念行事が予定される中、「少しでもお手伝いできれば」と企画した。

 院には、佐賀を代表する書家中林梧竹の作品や、佐賀藩に書記官として仕えた洪浩然の書がある。お釈迦(しゃか)様の誕生と最期を描いた「誕生図」「ねはん図」も見ることができる。相良知安の生涯を紹介するパネルも置いている。訪れた市内の吉武千穂子さんは「子どものころはよくお寺で遊んだが、最近は来る機会がなかった。お茶も飲めてほっとします」と話した。

 参加は無料で、午前9時半から午後5時まで。問い合わせは同院、電話0952(26)7218。

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