サイエンスカフェで、重力波や宇宙の誕生を説明する髙橋智さん=佐賀市城内のさがレトロ館

 時間や空間がゆがんで波として広がる現象「重力波」をテーマにした「サイエンスカフェinSAGA」が1日、佐賀市のさがレトロ館であった。約30人が、アインシュタインが100年前に一般相対性理論で予言していたことで知られる重力波の特徴や宇宙の誕生との関わりを学んだ。

 佐賀大の高橋智准教授が講師を務め、重力波を音に例えたり、動画で紹介したりするなど分かりやすく解説した。重力波が昨年初めて観測されたことにも触れ、「宇宙誕生直後の重力波も身の回りを漂っているはずで、それを把握できれば誕生の謎に迫ることができる」と強調した。

 ニュートンの万有引力と重力波の関係について質問する参加者もいて、議論が盛り上がった。参加した佐賀大1年の大島理樹さんは「真の真空と偽の真空など難解な内容も理解できてよかった」と話した。サイエンスカフェは専門家と市民が気軽に科学の話題を語り合うイベントで、県が年4~5回開いている。

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