完成した佐賀大ブランドの日本酒「悠々知酔」を試飲する学生たち=佐賀市の佐賀大学美術館

■甘さと酸味、バランスよく

 佐賀大学ブランドの日本酒「悠々知酔(ゆうゆうちすい)」の新酒が完成し3日、佐賀市の佐賀大学美術館でお披露目会があった。今年は鹿島市の矢野酒造と協力して製造した。試飲した学校関係者は「フレッシュで飲みやすい」「甘みと酸味のバランスがいい」と舌鼓を打った。佐賀市内の酒店などで販売する。

 佐賀大学農学部の11人が昨年12月から矢野酒造に通い、酒質の決定や洗米、麹(こうじ)造り、仕込みなどの工程に関わった。農学部付属アグリ創生教育研究センターが生産した米と同大学のオリジナル酵母を使った。

 リーダーの4年生馬場嵩一朗(しゅういちろう)さん(22)は、「昨年も好評だった味わいに近づけたかったので、甘さと酸味のあるように仕込んだ。狙い通りの風味になったと思う」と満足げ。酒造りに初めて関わった3年生角町柚美さん(21)は「座学で学んだことでも、実際にものづくりすると驚くことが多かった。酒造りの工程で風味が変わり、微生物の働きを実感した」と話した。

 同酒造の矢野元英常務(36)は「学生に教えながら、自分たちも酒造りの基本を再確認できた。酒蔵に若い人たちがいたことでにぎやかになり、大きな刺激になった」と語った。

 悠々知酔は4種類。「特別純米おりがらみ生酒」は発売中で5、6の両日、佐賀市のイオン佐賀大和店で販売会を開く。残り3種は3月下旬以降販売する。商品の問い合わせは同大学生協、電話0952(25)4450。

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