2日午前0時58分ごろ、熊本県産山村で震度5弱の地震があった。気象庁によると、震源地は熊本県阿蘇地方で、震源の深さは約11キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は4・5と推定される。津波はなかった。熊本県警や消防によると、けが人などの被害情報は寄せられていない。大分でも被害の情報はない。

 熊本県では昨年4月の熊本地震で震度7を2回観測し、大きな被害が発生。震度5弱以上の地震が起きたのは、昨年8月31日に熊本市などで観測して以来だった。気象庁は2日未明に記者会見を行い、今回の地震も熊本地震の一連の活動とみられると説明。「今後、同程度の地震が続く可能性がある」として、家屋の倒壊や土砂崩れに注意を求めた。

 九州電力によると、東松浦郡玄海町の玄海原発と鹿児島県の川内原発にトラブルは確認されていない。首相官邸は、官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。【共同】

 各地の震度は次の通り。

 震度5弱=産山(熊本)▽震度4=阿蘇波野、高森(熊本)竹田久住、竹田(大分)▽震度3=八女矢部(福岡)阿蘇、阿蘇山、南阿蘇、山都(熊本)佐伯上浦、竹田七里、竹田直入、豊後大野、(大分)延岡北川、高千穂(宮崎)▽震度2=福岡空港(福岡)神埼脊振(佐賀)など▽震度1=柳井(山口)宇和島(愛媛)宿毛(高知)福岡、大牟田、久留米(福岡)佐賀、太良(佐賀)など

■北海道でも・転倒の女性重傷

 1日午後11時45分ごろ、北海道安平町で震度5弱の地震があった。気象庁によると、震源地は胆振地方中東部で、震源の深さは約27キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・1と推定される。津波はなかった。北海道苫小牧市消防本部によると、同市の自宅の階段で転倒した女性(68)が病院に運ばれ、2日に胸や顔の骨を折る重傷と判明した。

 気象庁は2日未明に記者会見し、今後1週間程度は周辺で同程度の地震が起こる恐れがあるとし、注意を呼び掛けた。【共同】

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