高潮に備えてゲートを全て閉じた六角川河口堰=3日午後6時ごろ、杵島郡白石町福富

 強い台風12号は5日朝、佐賀県に最も接近する見通しで、予報円の中心を通った場合は直撃する恐れもある。佐賀地方気象台の予想では、5日未明から風速25メートル以上の暴風域に入り大荒れの天気になる可能性があり、暴風や高波、大雨による土砂災害などへの厳重な警戒を呼び掛けている。

 気象台によると、県内は4日夕から多い所で1時間に40ミリの激しい雨が降る恐れがある。陸上や有明海、唐津沿岸でいずれも最大瞬間風速30メートルを予想している。高潮に備え、国土交通省武雄河川事務所は3日、杵島郡白石町福富の六角川河口堰(ぜき)を全て閉鎖した。

 県内の公立校では、4日の行事中止や5日の休校決定が相次いだ。鳥栖市では市立小中学校の全12校が5日の休校を決め、唐津市でも市立小中と幼稚園の全てが休校や休園をする。県立校では4日を出校日にしていた8高校が臨時休業、5日も中学、高校と特別支援学校の34校で休校する。

 レジャー施設の休館も相次ぎ、神埼郡吉野ケ里町の道の駅「さざんか千坊館」は4日、臨時休館する。

 4日に開催予定だったJA杯第31回佐賀新聞学童オリンピック柔道競技(嬉野市体育館)は中止になった。佐賀新聞社旗争奪吉野ケ里少年野球大会の準々決勝(神埼郡吉野ケ里町の三田川中央公園野球場)は10日に順延する。第69回松浦地区青年相撲大会(唐津市体育の森公園)は4日、予定通り実施する。(取材班)

このエントリーをはてなブックマークに追加