第71回全日本アマチュア将棋名人戦県大会で初優勝した牟田有之介三段=佐賀市の佐賀新聞社

白熱した将棋名人戦県大会。大衆戦には小中学生の参加者が目立った=佐賀新聞社

 県アマチュア将棋の頂点を決める「第71回全日本アマチュア将棋名人戦県大会」(佐賀新聞社、日本将棋連盟佐賀県支部連合会主催)が2日、佐賀市の佐賀新聞社であり、牟田有之介三段(14)=佐賀市、昭栄中3年=が県大会最年少での優勝を果たした。9月に東京都で開かれる全国大会へ出場する。

 名人戦には6~74歳の19人が出場し、予選リーグを勝ち抜いた11人が決勝トーナメントで熱戦を繰り広げた。決勝は、才田信之五段(50)=佐賀市=の穴熊に対し、牟田三段が急戦を仕掛けた。才田五段の猛反撃を牟田三段が受けきって、勝利を手にした。

 同大会で中学生が優勝するのは初めてで、牟田三段は「最後に粘る持ち味を出せ、率直にうれしい」と笑顔を見せた。全国大会については「まず1勝を目指す。序盤の攻撃、読みを強化したい」と気を引き締めた。

 中学生プロ棋士、藤井聡太四段の活躍に触発されてか、県外からも参加できる大衆戦には小中学生が目立った。15人中10人が小中学生で、前年の倍に増えた。準優勝した久留米市の篠山小4年、佐藤航君(9)は「優勝できなくて悔しい。中学生になった時、藤井四段のように強くなりたい」と語った。

 上位入賞者は次の通り(敬称略)。

 【名人戦】3位 武富有平(佐賀市)▽山口宗一郎(鳥栖市)

 【大衆戦】1位 坂本良二(唐津市)▽3位 吉岡諄(佐賀市)

 (決勝戦の棋譜は後日、本紙将棋欄に掲載します)

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