■基山町

 町は佐賀県の東端に位置し、鳥栖市と福岡県(筑紫野市・小郡市)に接している。22.15平方キロメートルのコンパクトな町域に、人口1万7388人、6726世帯が暮らしている(8月末現在)。園部村・宮浦村・小倉村・長野村が1889年に合併し、基山村が誕生、1939年に町制を施行した。

 古くから古代官道や長崎街道など主要道路が通り、交通の要衝地として発展した。現在も国道3号線、JR鹿児島本線、高速九州自動車道が走り、「けやき台」などに代表される大型住宅団地は福岡都市圏のベッドタウンの顔を持つ。

 町北部の基山(きざん)には、665年に大宰府防衛のため日本最古の朝鮮式の山城である「基肄(きい)城」が築かれた。県内で最も早く国の指定を受けた特別史跡となっている。対馬藩の飛び地であったという背景から、売薬で栄えた歴史も持つ。基山の草スキー場は町内外の子ども連れでにぎわう。

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