佐賀銀行の福岡市内の2支店に侵入し、干隈支店から5430万円を盗んだとして、建造物侵入と窃盗の罪に問われた会社員の被告(36)=福岡市東区=の論告求刑公判が22日、福岡地裁(蜷川省吾裁判官)であり、福岡地検は「主導的な役割を果たした」として懲役7年を求刑した。

 検察側は論告で「組織的で悪質な犯行。行員と共に計画した被告が、共犯者らを引き入れ、具体的な指示を出した」と主張、少なくとも250万円の報酬を得たと指摘した。最終弁論で弁護側は「行員に計画を持ちかけられ、連絡役にすぎなかった」などとし、情状酌量を求めた。

 被告は「深く反省している。一生をかけて被害弁償したい」と述べた。

 起訴状によると、被告は、佐賀銀行元行員(43)=同罪などで公判中=らと共謀。昨年10月、干隈支店に侵入して現金を盗んだほか、昨年8月には盗み目的で箱崎支店に侵入したとしている。

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