「特別奉仕のタイムサービス」の声に誘われるように掘り出し物を探す来場者=西松浦郡有田町

 西松浦郡有田町で開かれた第114回有田陶器市(有田商工会議所主催)は最終日の5日、20万人(主催者発表)の焼き物ファンで終日にぎわった。4月29日からの期間中の人出は昨年より8万人多い128万人(同)で、目標の120万人を上回った。

 最終日は、各店とも最後の売り込みに懸命。朝から「最終日の特別価格」の呼び声が通りを飛び交った。夕方には「全品半額」「最後のタイムサービス」の声が響き、買い物客も店員とのやりとりを楽しみながら掘り出し物を探していた。

 昨年は直前の熊本地震の影響があり、客足は伸び悩んだが、今年は初日から24万人が訪れた。天候にも恵まれ、後半3連休は連日20万人を超える盛況だった。

 売り上げは、お気に入りを厳選し、大量には購入しない近年の買い物傾向やレジャー化が続いていることから、有田商工会議所は前年並みとみている。

 同商議所の深川祐次会頭は、昨年の有田焼創業400年で窯業界が一体となって取り組んだ新商品開発などを挙げ、「原点に返り、商品で来場者に満足してもらう陶器市にしていきたい」と話した。

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