記者会見で国政新党「希望の党」立ち上げと、代表就任を表明した東京都の小池百合子知事=25日午後、東京都庁

 東京都の小池百合子知事は25日、都庁で臨時の記者会見を開き、自ら国政新党「希望の党」を立ち上げ、代表に就任すると表明した。保守の立場で改革を進める新党を「私がしっかりと旗を掲げる。結党宣言だ」と語り、次期衆院選では幅広い勢力に結集を呼び掛け、全国から候補者を擁立する意向を示した。

 自身が「選挙の顔」として前面に立つことを明確にしたことで、新党に勢いを付けたい考えだ。一方で「私自身は都政で重要な役目を担っている」として、都知事の職務は続行するとした。

 希望の党の政策としては、しがらみのない政治や徹底した情報公開、女性活躍推進、真の地方分権の確立などを挙げた。

 側近の若狭勝衆院議員らが進めている新党の綱領などの準備は「リセットして、私が直接絡んでいきたい。これまでの積み上げの上で、もう一回ジャンプということ」と説明した。共同代表を置くかも今後検討する。

 都政に専念するとの姿勢から一転して国政に関与する理由として、国などとの間で協議が難航した2020年東京五輪・パラリンピックの費用分担問題を挙げ「都政を前に進めるのに当たり、国政の壁がどかんとある。改革勢力が国政でも立ってほしい」と述べた。

 衆院選の候補者選定は「多くの方々から手を挙げてもらっている。オールジャパンで取り組む」と話した。

 都選挙管理委員会によると、希望の党は25日午後、政党として都選管に届け出た。【共同】

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