トヨタ自動車グループの豊田合成(愛知県清須市)は22日、操業を停止している武雄市若木町の佐賀工場で来年5月から自動車部品の生産を始めると発表した。操業停止に伴って福岡県の工場に配置転換した従業員を戻す方針で、当面は50人で操業し、2020年度末には100人まで増やす計画。

 佐賀工場では発光ダイオード(LED)を生産していたが、昨年9月末に稼働を中止し、約100人の従業員のほとんどは、福岡工場(宮若市)と北九州工場(北九州市)に配置転換していた。

 生産する自動車部品は、安全運転支援システムに用いる特殊なエンブレムとエアバッグ用のガス発生装置。愛知県内や米国の工場で既に生産している。現在の供給量を20年度末には、エンブレムで1・3倍、ガス発生装置で1・5倍に増やす計画で、佐賀工場の生産ラインも増やしていく。

 同社は1991年、豊田合成九州を設立して武雄市に進出。車の内外装部品やLED製造を手掛けた。2008年に本社に吸収合併し、09年からはLEDだけを製造していた。

このエントリーをはてなブックマークに追加