自民党佐賀県連の留守茂幸会長は22日、東京・永田町の党本部で塩谷立選対委員長と面会し、前回2014年の衆院選で区割り改定に伴い比例単独に転出した今村雅弘前復興相を、名簿順位で優遇するよう要望した。留守氏は「いきさつを踏まえて考慮するとの言葉をいただいた」と明かした。

 小選挙区の区割り改定で「0増5減」となった前回は、比例転出した現職議員は各ブロック1位となったが、九州ブロックの今村氏は小選挙区重複立候補者より下位の31位とされた。

 面会後、取材に応じた留守会長は、今回小選挙区が定数1減となる熊本、鹿児島両県から、比例転出する現職議員が優先されるのは「理解できる」とした上で、「前回、佐賀県連は屈辱を味わった。今回は熊本、鹿児島に準ずる措置を取ってほしい」と訴えた。

 留守氏は、前回の今村氏の冷遇が、知事選での県連分裂や佐賀1区での敗北を招いたことを説明し、「今回も変なことになれば、必ず選挙戦に影響する」と念を押した。塩谷委員長は「ここで明言はできないが、前回のいきさつは十分に存じ上げているので考慮する」と応じたという。

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