決勝・唐津一-神埼・千代田 優勝を決め、うれし涙を見せる唐津一の柴田彩子(左)と、笑顔で駆け寄る選手たち=鹿島西部中グラウンド

 第45回佐賀県中学女子ソフトボール選手権大会(県ソフトボール連盟・佐賀新聞社主催)最終日は5日、鹿島市の鹿島西部中で準決勝と決勝があった。決勝は唐津一が神埼・千代田との接戦を4-3で制し、25年ぶり2度目の優勝を飾った。

 唐津一は準決勝で有明クを11-2で下し、勢いに乗った。決勝は序盤に3点を先取。五回に追いつかれたが、直後に四球出塁を生かして決勝点を奪った。

 閉会式では、県ソフトボール連盟の山田清夫副会長と佐賀新聞社の名古屋竜磨事業部次長が唐津一、神埼・千代田、3位の東脊振、有明クにメダルや賞状を贈った。

 ▽決勝

唐津一    120001─4

神埼・千代田 010020─3

(六回時間切れ)

(唐)柴田彩-西

(神)大石-大田

▽二塁打 川辺、前山(唐)

 唐津一の攻守の勝負強さが光った。

 唐津一は初回、1番川辺の安打を足掛かりに1点を先制し、二回に2点を追加。3-3で迎えた六回は先頭江藤が四球出塁し、1死三塁から7番柴田ひの左前適時打で勝ち越した。

 神埼・千代田は五回、5安打を集めて同点とし、さらに2死満塁の好機を得たが、後続を断たれた。

■神埼・千代田との接戦制す

 勝利の瞬間、うれし涙を見せるエースのもとに選手たちは最高の笑顔で駆け寄った。昨秋の県新人戦と同じ顔合わせとなった決勝は、唐津一が1点を争う接戦を制した。坂本康臣監督は「肝心なところでよく守り、よく打った」と奮闘の選手たちをねぎらった。

 3-3で迎えた六回、先頭の江藤友加里が四球で出塁すると、相手の悪送球で1死三塁の好機を得た。「とにかく走者を返したかった。それしか考えなかった」と7番柴田ひなの。外角低めの速球を鋭くはじき返した。打球は三遊間を抜け、江藤が生還。この1点が決勝点となった。

 「相手の打撃がいいのは分かっていた」と坂本監督。五回裏、警戒していた相手打線に連打を浴び同点とされた。なおも2死満塁のピンチ。ここは準決勝から連投となった柴田彩子が何とか踏ん張った。

 県新人戦で優勝したチームは、守備力を徹底的に鍛え上げ、今回もライバルたちを撃破した。

 率先して声を出し、チームを盛り上げた川辺実久主将は「次の目標は県中体連優勝。九州大会でも勝って全国を目指す」と晴れやかな笑顔で話した。

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