決勝・大和―城西 無安打無得点試合を達成した城西の橋本将=みどりの森県営球場

 第31回県中学軟式野球大会(県軟式野球連盟主催、佐賀新聞社など後援)最終日は5日、佐賀市のみどりの森県営球場で決勝があり、城西が大和を5-0で下して初優勝した。城西の橋本は無安打無得点試合を達成した。

 城西は一回2死から4番野口の適時二塁打で先制。6番北村の適時二塁打でさらに1点を加えた。六回は1死満塁から野口が走者一掃の三塁打を放ち、試合を決定づけた。大和は一、二回に四球による走者を得点圏まで進めたが、後が続かなかった。

 城西は7月1、2日に福岡県である九州大会に出場する。

 ▽決勝

大 和   0000000─0

城 西   200003×─5

(大)吉田、吉村、吉田-吉浦

(城)橋本-今村

▽三塁打 野口(城)▽二塁打 野口、北村2(城)

■橋本が無安打無得点

 昨秋のドリーム旗で優勝し、3月の九州選抜は3位と勢いに乗る城西が、攻守で大和を圧倒しタイトルを手中に収めた。守備力を重点的に強化し、準決勝まで接戦を勝ち抜いてきた山口彰監督は「九州大会を経験し、選手たちは落ち着いていた」とチームの成長をたたえた。

 今大会、延長タイブレークの場面を除き無失点と好調の橋本将が、決勝で初の無安打無得点を達成。「(記録は)意識しなかった」と持ち味の緩急をつけた投球で、三回以降は一人も走者を出さなかった。

 攻撃面では山口監督が序盤、飛距離の出やすいゴム製バットでなく金属バットを全員に使わせる「秘策」を打った。相手の守備が浅くなったところを、長打力のある野口遼介と北村愛斗がいずれも右越えに適時二塁打。流れをつくった主将の野口は、六回満塁機に右中間を破るだめ押しの三塁打を放ち、気を吐いた。

 7月に再び九州大会の出場権を得た城西ナイン。橋本と野口は「次こそは優勝したい」とさらなる高みに意欲を見せた。

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