オレオレ詐欺の声掛け訓練をする辻さん(右)=佐賀市の佐賀共栄銀行本店営業部

 銀行強盗や被害額が増加するニセ電話詐欺の適切な対処法を学ぼうと16日、金融機関対象の訓練が佐賀市の佐賀共栄銀行本店であった。金融関係者や佐賀署員など約80人が参加。悪質な詐欺被害を水際で食い止めようと、積極的な声掛けや適切な対処法を学んだ。

 オレオレ詐欺の声掛け訓練では、定期預金の解約を急ぐ70歳の男性が窓口に訪れたと想定。男性は息子を名乗る男から「会社のお金を使った。あしたまでに300万円が必要」と言われており、担当した行員は出金の理由などを尋ねるアンケートを使い、質問を投げかけた。

 通話しながらATMを操作する高齢男性に声を掛けて還付金詐欺の被害を防止する訓練や、強盗犯に対する適切な対処を学ぶ訓練もあった。オレオレ詐欺の声掛け訓練で対応した行員の辻きこさん(25)は「普段から積極的に声掛けすることが大切。信頼関係を築き、悪質な詐欺被害の防止につなげたい」と話した。

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