決勝大会のプレゼンテーションを前に、提案内容を練る3人=有田工高

デザセン決勝大会に出場する右から津山早知香さん、瀬崎萌々花さん、田中日菜さん=有田工高

 暮らしの中で見つけた課題の解決法を高校生の視点で考える「全国高校デザイン選手権(デザセン)」の決勝大会に、有田工高デザイン科3年生3人のチームが出場する。全国1113チームから勝ち残った10チームが競う本番に向け、3人は提案内容に磨きをかけている。大会は10月22日に山形市で開かれる。

津山早知香さん(17)=武雄市山内町、瀬崎萌々花さん(18)=大町町、田中日菜さん(18)=有田町=の3人。宅配便の再配達を減らすため、利用者のインターホンと宅配員のタブレットをつなぐシステムを考案した。

 宅配は再配達が多く、業者の負担が増加しているというニュースから発想した。メールなどが多く届くスマートフォンでは見逃されることが多いことから、子どもやお年寄りでも簡単に操作できるインターホンに着目した。3人は「業者の二度手間がなくなり、再配達を頼む家の人の罪悪感もなくなる」と話し、「業者と家の人のコミュニケーションも広がりそう」と期待する。

 最終審査はプレゼンテーション方式で行う。高校生活最後の体育祭や進学の準備もあり、「時間がいくらあっても足りない」中、スライドショーの用意やシナリオ作りを進める。「やるからには完璧に準備して、最高の結果を残したい」と意気込んでいる。

 デザセンは東北芸術工科大学(山形市)の教員たちが1994年に始めた。有田工高は第1回から参加し、これまでに5回優勝している。今回は15チームが参加し、9チームが2次審査に進出した。

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