福岡市博多区のJR博多駅近くで昨夏、約6億円相当の金塊が盗まれた事件で、このうち約4億円分が事件直後に福岡県外の貴金属買い取り店で換金されていた疑いがあることが5日、捜査関係者への取材で分かった。

 県警は、別の貴金属店が盗品と知りながら換金に関与したとみて、同日までに盗品等処分あっせん容疑で都内などにある関係先を家宅捜索した。金塊を買い取った店側も事情を把握していた可能性があるとみて調べる。

 都内に関係先がある貴金属店は、換金の際に犯人グループに名義貸しをした疑いが持たれている。

 事件は昨年7月、JR博多駅筑紫口付近の路上で発生。男性らが金塊(百数十キロ)をアタッシェケース数個に分けて運んでいたところ、警察官の制服を着た男らに「(アタッシェケースの中身は)密輸品か」などと声を掛けられた。男らはアタッシェケースを点検するふりをし、男性らが目を離した隙に車に積み込んで逃走。金塊は被害者の男性らが事件前日に購入した。【共同】

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