団体決勝リーグ・浜玉-肥前A 副将戦で浜玉の浦田一玄(左)が寄り切りで肥前Aの井上翔太を破る=唐津市体育の森公園相撲場

 「優勝旗の松浦川越えを果たす」。チームの合言葉でもある67年ぶりの悲願に向け、浜玉は王者肥前と堂々と渡り合った。決勝リーグ5試合を戦い終えて勝ち点、白星数もまったくの同数。決定戦でわずかに及ばなかったが、大会を最後まで盛り上げた。

 黒星スタートとなった決勝リーグ。「まだ望みはある。肥前に勝って混戦に持ち込もう」とすぐに気持ちを入れ直した。直後の肥前戦で主将の田中秀明が奮起。2-2で迎えた大将戦で相手を下手ひねりで破り、王者に5年ぶりの団体戦黒星をつけた。決定戦では逆の結果になったが、林田将志監督は「結果は時の運。力を出し切ってくれた」とねぎらった。

 肥前の川口兄弟に対抗できる水鳥川兄弟という強力な軸ができた。さらに浦田一玄が個人、団体ともに結果を出し、大きな柱に成長。浦田は「(決定戦の前に)あと1勝できていれば。それができるかが肥前との違い」と悔しさをあらわにした。ただ、これまで夢だった「打倒肥前」は、間違いなく現実的な目標になった。

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