個人決勝リーグ 浜玉の水鳥川優が下手ひねりで川口達磨を破る=唐津市体育の森公園相撲場

■前年王者を一気の寄り

 個人戦は、大学相撲出身の新人・水鳥川優(浜玉)が初優勝を飾った。第47回大会の小形祥三さん以来、浜玉に22年ぶりの「松浦横綱」の称号をもたらした。

 九州情報大(福岡)3年時に西日本体重別大会優勝、全国では2位の実績がある実力者。初出場とは思えぬ落ち着きで勝ち抜き、決勝リーグでは兄の水鳥川裕太ら実力者を抑えて、前年王者の川口達磨(肥前A)との決定戦に持ち込んだ。

 川口は大学の3年先輩で、国体チームのメンバー同士。互いに手の内を知り尽くしやりにくさもあったが、「先輩の形にならないよう早く勝負をつけようと思った」と勝負所で一気の寄りが光った。川口は「勢いと元気の良さを感じた」と後輩の力を認めた。

 社会人となって稽古は2週間に1回程度に減り、体重も学生時代から10キロほど減った。それでも「相手の懐に入ったら絶対に勝てる自信がある」と水鳥川優。ここ数年、川口兄弟が中心だった松浦相撲の主役に新たに名乗りを上げた。

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