全日本高校書道コンクールで22連覇を果たした佐賀北高書道部=佐賀市の佐賀北高

 第22回全日本高校書道コンクールで、佐賀市の佐賀北高が22年連続の団体賞最優秀校に輝いた。64部門中19部門の最高賞を同校が占め、参加校333校の頂点に立った。第1回大会から引き継がれてきた連覇の偉業を守り、生徒たちは「次の代に良い形でバトンを渡せた」と胸をなで下ろす。

 今年は42都道府県の高校から1万6223点が出品され、約150部門で競い合った。最高賞の部門賞が設定されたのはうち64部門で、団体賞は部門賞をより多く獲得した高校へ贈られる。佐賀北高は書道部の2、3年生が中心となって個人賞獲得を狙い、1人で複数部門の賞を取るなど、22連覇へ貢献した。

 多数の部門が設けられた上、部門別審査が行われる形式の大会は少なく、「難易度の高い特定の書体に評価が集中せず、幅広いジャンルに対する基礎力が評価されるコンクール」と書道部顧問の正寶直美さん。今回は作品1点1点の精度を高め、「生徒の個性を生かして多数の受賞へと結び付けた」と語る。

 書道部部長を務めた3年の吉山誓乃さんは「佐賀北書道部にとって特別な意味を持つ大会。重圧で書けなくなる生徒もいたけど、皆で支え合ってモチベーションも高められた」と話す。偉業を受け継ぐ2年の樋渡奈々部長は「23連覇のバトンへ向けて頑張り続けたい」と誓った。

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