警察庁は4日までに、悪質な自転車運転者に安全講習を義務付ける制度が昨年6月に始まってから今年5月末までの1年間、自転車乗車中の死者が前年同期より89人(14・7%)少ない517人だったと発表した。自転車関連の事故は1万4032件(13・1%)減少し、9万3484件だった。

 新制度の開始後と過去の事故の推移を調べるため、2011年以降の同じ期間(6月~翌年5月)の事故数を集計したところ、死者、事故とも一番少なかった。

 自転車と歩行者の事故は5・4%減の2417件で、ミニバイク以上の車両との事故は13・3%減の8万3860件だった。

 昨年6月に施行された改正道交法施行令は、信号無視や一時不停止など14項目を危険行為として指定。3年間に2回以上摘発されると、安全講習を受けなければいけない。新制度開始後、警察が摘発した危険行為は1万5131件、講習を受けたのは24人だった。【共同】

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