障害者福祉の動向を報告する全国連合会統括の田中正博氏=佐賀市文化会館

 障害者の家族らでつくる「手をつなぐ育成会」の九州地区大会が26、27の両日、佐賀市文化会館で開かれた。九州・沖縄各県から延べ約1800人が参加。障害者福祉の最新の動向が紹介され、参加者は分科会で学校や地域などでの取り組みを学んだ。

 全国手をつなぐ育成会連合会統括の田中正博氏が、情勢を報告した。放課後デイサービスなどの利用者が増え、障害者福祉の関連予算も増加してきたが、田中氏は「膨張から成熟・選別の段階に移ってきた」と指摘。重度障害者への重点的な支援のほか、高齢化や貧困などとの複合困窮対策の必要性を訴えた。

 「育つ」「暮らす」「働く」、障害者本人が発言する「本人」の四つの分科会で議論を深めた。「育つ」の分科会では、牛津中(小城市)での特別支援教育が紹介された。上智大学総合人間科学部の大塚晃教授が記念講演を行った。

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