必要な作業項目を付箋に書き、時系列の表に貼っていくことで事前防災行動計画を可視化する江北町の職員ら=江北町公民館

■時系列で対応洗い出し

 災害時の対応をスムーズにする事前防災行動計画(タイムライン)を作るための町職員向け研修会が24日、江北町であった。同町職員約30人が、台風に伴う大雨で町内を流れる川の堤防が決壊するシナリオに沿い、タイミングに合った対応を話し合った。

 今回話し合ったのは、台風発生時から、小さな水路などの氾濫を指す「内水」の発生、六角川や牛津川の決壊、台風上陸、その後に至るまで、時系列に沿った行動の計画。職員らは総務、産業、土木など五つの対策部に分かれ、気象警報や川の水位の情報などを基に、高齢者の避難開始や発注した工事の中止連絡、簡易トイレの手配など、一つ一つの作業項目を洗い出すとともに、実施するタイミングを協議した。

 地震や大雨など、近年の災害の激甚化を受け、職員の意識向上を目的として研修を実施した。10月にも2回目を実施し、各部署や関係機関との連携が必要な項目についてもタイムライン上で考えるという。

 防災管理係の土井広幸係長は「災害はどこで起こってもおかしくない。防災担当だけでなく、各部署で我が事として考えてもらいたい」と期待した。

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