これまでの仕事を振り返りながら今後の展望を語ったクリーク・アンド・リバー社の井川幸広社長=佐賀市の佐賀新聞社

 ■「プロの能力生かすのが課題」

 テレビ番組・ゲーム制作や人材紹介、知的財産活用などを手掛けるクリーク・アンド・リバー社(東京都)の井川幸広社長(57)=唐津市七山出身=が29日、佐賀市の佐賀新聞社で講演した。メディアだけでなく医療やIT、建築などの人材22万人とのネットワークを生かし、新たなビジネスを創出していることを説明した。

 井川社長は、テレビ番組の4割超の制作に同社が携わっていることを紹介。動画サイトの番組、スマホゲームも手掛けており、「プロの生涯価値を向上させ、クライアントの売り上げ増に貢献することが私たちの役割。それぞれに『ありがとう』と言われる仕事を繰り返していくことが大事」と経営理念を語った。

 収集した音声をアニメや電子書籍に活用するビジネス、ゴルフ愛好家に特化したマンションなどユニークな事業を多様な分野で展開している。「能力を組み合わせることで新たな価値を生み出すことができる。これからは、定年退職したプロの能力を生かしていくことが課題」と語った。

 講演会は、県内の広告代理店など49社でつくる佐賀広告協会が主催し、約120人が聴講した。同協会の定例総会、佐賀広告賞の贈呈式もあった。

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