人身交通事故ワースト脱却へ決意表明に訪れた田島健一白石町長、水川一哉大町町長、山田恭輔江北町長(左から)=県庁

 人身交通事故全国ワーストの佐賀県内で、事故当事者が多い杵島郡の3町長が5日、「ワースト脱却」を宣言した。本年度から3町合同で交通安全の取り組みを始めており、秋の交通安全運動(21~30日)を前に決意を新たにした。

 県内は人口10万人当たりの人身事故発生件数が4年連続全国最多。過失割合が最も高い「第一当事者」の居住地別では昨年、江北町が最多、続いて白石町、大町町は5位になっている。

 3町長は県庁に山口祥義知事を訪ね、「事故のない安全で安心して暮らすことのできる社会実現は住民皆の願い。力を合わせ、人身事故ワースト脱却へ、全力で取り組む」と決意表明した。3町合同の運動として、前向きで発車できるよう駐車する「出船方式」の推進や、小学生が家族へメッセージカードを贈り始めたことも知事に紹介した。

 各町の交通安全対策について、山田恭輔江北町長は6月議会で「交通安全の町」宣言が決議され、町内2カ所に横断幕や懸垂幕を設置したことを報告した。田島健一白石町長は高齢者の自転車やバッグに黄色いリボンを結んで昼間もドライバーへ注意喚起していると述べ、水川一哉大町町長は、自動車学校が中心となってレーシングカー招致の交通安全PRを予定し、反射材着用を全町的に推進していることを挙げた。

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