基山町内で飼育されているオーストラリア原産の大型鳥・エミュー

 オーストラリア原産の大型鳥・エミューの飼育を通して、耕作放棄地対策や地域活性化に取り組んでいる基山町が29日午後1時から、町民会館で「エミューシンポジウムinきやま」を開く。多角的な視点からエミューの可能性を掘り下げ、国内のネットワークづくりにも役立てる。

 シンポジウムは2部構成で、第1部ではエミュー研究の第一人者である横濵道成・東京農大名誉教授が基調講演。横濵教授や美容家佐伯チズさんらによるパネルディスカッションもある。第2部では、佐伯さんによる美肌塾、エミュー肉の試食、飼育場見学を行う。

 同町では、耕作放棄地対策を目的に14年度からエミューの飼育が始まり、現在は約200羽が飼われている。食肉だけでなく油、卵、羽毛、皮などが商業的に活用でき、佐伯さんら専門家もエミューエッセンスを使った美容液などの開発に取り組んでいる。本年度中に町営の解体処理施設を整備する計画も進んでおり、地域おこしの起爆剤とする考えだ。

 参加無料。申し込み、問い合わせは町産業振興課、電話0942(92)7945。

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