失語症会話パートナー養成講座への参加を呼び掛ける言語聴覚士ら=鳥栖市のやよいがおか鹿毛病院

 失語症への理解を深め、患者の会話相手となる人材を育成する「失語症会話パートナー養成講座」が10月16、23の両日、鳥栖市萱方町の若葉まちづくり推進センターである。参加者を募集している。

 鳥栖・三養基地区失語症友の会「ととしかの会」(古賀和也会長)が昨年から主催し、2度目。1日目は午前10時から失語症の基礎知識を学び、言語聴覚士らの指導のもとロールプレーイングを行う。2日目は午前11時からで、ととしかの会の会員も参加し、会話パートナーとしての実践経験を積む。

 失語症は脳卒中や事故などの後遺症により、言語をつかさどる脳の一部がうまく働かなくなり、「話す・聞く・読む・書く」という全ての言語機能で障害が発生する。患者数は全国で約50万人といわれている。会話パートナーの活動はカナダで始まり、国内では2001年から全国に広がっている。言語聴覚士の下ノ原瑠美さん(25)は「昨年の受講者が友の会の定例会に継続して参加するなど、養成講座をきっかけに輪が広がっている。患者さんの家族だけでなく、幅広い方に来てもらいたい」と話す。

 定員は20人で参加無料。言語聴覚士の参加者も併せて募集している。問い合わせはやよいがおか鹿毛病院の下ノ原さん、電話0942(87)3150。

このエントリーをはてなブックマークに追加