台風3号は東シナ海を北上し、4日朝に九州北部へ上陸する恐れが出ている。佐賀県には昼前に最接近する見通しで、佐賀地方気象台は大雨や暴風、高波への警戒を呼び掛けている。

 気象庁によると、3日午後9時現在、東シナ海を時速約35キロで北北東へ進んでいる。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。中心から半径40キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、中心の東側190キロ以内と西側150キロ以内が風速15メートル以上の強風域になっている。

 佐賀地方気象台は、県内は4日の朝から昼前にかけて風速15メートル以上の強風域に入るとみている。1時間に70ミリの非常に激しい雨が降る恐れがあるという。高潮も予想されるため、武雄河川事務所は3日夜、六角川河口堰(ぜき)を全て閉鎖した。

 県教育委員会などによると、鹿島市など4市町を除く県内16市町の公立小中学校や高校など約260校と、私立中高12校が4日の臨時休校を決定した。

 全日空は佐賀空港を4日午前6時35分に出発する予定だった羽田便の欠航を決めた。佐賀市や武雄市などが開設した自主避難所には3日夜から一部住民が身を寄せている。

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