■機体不具合、一時煙も

 29日午後6時34分、米軍の新型輸送機オスプレイ1機が大分県国東市の大分空港に緊急着陸した。一時煙が上がったが、火災は発生せず、けが人の情報は入っていない。米軍は空港管制塔に着陸10分前に「エンジントラブルのため緊急着陸する」と連絡したという。

 今月5日にオーストラリア沖で起きたオスプレイ墜落事故で自粛要請の声が上がる中、米軍は安全性を確認し飛行を継続するとの声明を発表。一連の対応を巡り批判が高まりそうだ。

 県などによると、6人が搭乗し空港の滑走路から外れた場所に着陸。米軍岩国基地(山口県岩国市)から米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に向かう途中で、飛行中に右エンジンから煙が上がっていたとの情報がある。

 空港には一時、消防車が出動。国東市の消防によると、機体に目立った損傷はない。消火活動はせず、救急搬送の要請もなかったという。

 着陸前、大分県に米軍から連絡はなく、着陸後の午後7時ごろに国東市の消防から情報が入った。

 また、同機は28日に、米軍岩国基地で白煙を上げていたことも分かった。機体番号が同一で、監視活動を続ける市民が撮影していた。

 岩国市在住の戸村良人さん(71)は、この機体が今月11日に飛来したことを確認。監視を続けていると、28日午後0時48分ごろ、プロペラ回転中に突然白煙が上がり、1分間ほどで収まったという。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加