食品の表示や管理状況を確認する食品衛生監視員=佐賀市のイオンスーパーセンター佐賀店

 夏場の食中毒被害を防ごうと、佐賀県は3日、食品、添加物の一斉取り締まりを始めた。保健福祉事務所の食品衛生監視員が8月末まで、県内のスーパーや飲食店、大規模調理施設など2500施設で食品の表示や管理状況を確認する。

 佐賀市のイオンスーパーセンター佐賀店では、佐賀中部保健福祉事務所の監視員2人が肉や魚、乳製品の賞味期限やアレルギーの表示を確認した。商品の表面温度も確かめながら、冷蔵温度が10度以下に保たれているかをチェックした。

 期間中は商品300点を回収し、検査機関でも調べる。違反が見つかれば、製造者や販売店に対し、監視員が直接指導を行う。

 県によると、昨年は食中毒が12件発生し、魚介類に寄生するアニサキスが主な原因だった。今年は3月に2件の食中毒が発生しており、「保冷剤と一緒に持ち帰り、すぐに冷蔵庫に保管する」「十分に加熱し、長時間室温に放置しない」など注意を呼び掛けている。

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