北朝鮮の弾道ミサイル発射を伝える大型モニターの前で新聞の号外を読む女性=29日午前、札幌市

北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて県内の被害状況など確認した佐賀県の緊急事態警戒本部会議=佐賀県庁

 政府は29日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、全国瞬時警報システム(Jアラート)を使って北海道など12道県にミサイル発射と日本上空の通過を伝えた。総務省消防庁によると、少なくとも7道県の16市町村で防災行政無線から音声が流れないといったトラブルが発生。機器の設定ミスなどが原因とみられ、詳しく調べている。ミサイル発射でJアラートが作動したのは北朝鮮のミサイルが沖縄県上空を通過した2012年と16年に続いて3回目。

 政府は今回、発射から約4分後の午前6時2分にJアラートで「北朝鮮からミサイルが発射されたもよう。頑丈な建物や地下に避難してください」と発信。6時14分には「先ほど、この地域の上空をミサイルが通過したもよう」と伝えた。

 12道県の全市町村が情報を正確に受信。しかし、青森県鶴田町、長野県上松町などでは防災行政無線から音声が流れなかった。秋田県鹿角市は登録制の防災メールを送信できず、青森県鶴田町では訓練用の文面が送信された。北海道旭川市は、ケーブルテレビの画面に文字が表示されなかった。

 消防庁が集計した16市町村以外にも、新潟県糸魚川市などで、防災行政無線が自動で放送されない不具合があった。【共同】

=北朝鮮ミサイル発射=

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