佐賀労働局が6月30日に発表した佐賀県の5月の有効求人倍率(季節調整値)は1・21倍だった。前月より0・01ポイント下がったものの、2カ月連続で1・2倍を超える高水準が続いている。

 有効求人数は前年同月比8・8%増の1万8147人、有効求職者数は1・2%減の1万6567人だった。正社員の有効求人倍率は0・72倍で、前年同月を0・13ポイント上回り、8カ月連続で0・7倍台となった。

 新規求職者数は前年同月比0・1%減の4035人で、新規求人数は2・5%増の5987人。主要産業別の新規求人数は、製造が25・9%増と顕著に伸びたほか、医療福祉が9・4%増、建設が4・8%増となった。一方、宿泊飲食は20・7%減、サービスは11・9%減と大きく減少した。

 佐賀労働局によると、事務職を志望する求職者が目立つものの、資格が必要な建設業などで人手不足感が強まっているという。求職者と企業側のミスマッチも生じていることなどから、「当面は求人倍率の高止まりが続くだろう。福利厚生や給与といった労働条件を改善し、求人票でアピールできるように指導していきたい」としている。

このエントリーをはてなブックマークに追加