佐賀県は3日、「佐賀空港の自衛隊使用要請に関する論点整理素案」に対する意見募集の結果を公表した。意見は6月30日まで1カ月間に延べ172件寄せられた。

 ホームページを通じた意見が128件、提案箱への投稿が44件だった。年代は40代~70代がほぼ同じくらいの割合であり、若年層からの声は少なかった。佐賀市在住者からの意見が8割を超え、1人で数十件の意見を寄せた人もいた。

 県企画課によると、賛否に直接触れない意見が1割ほどだった。残りの意見のうち、「公害防止協定を守るべき」「将来、米軍基地化されるのではないか」「機体の構造に問題があるのでは」といった否定的意見が9割、「国防に協力を惜しむべきではない」「観光や地域の活性化につながる」などの肯定的意見が1割あったという。

 企画課は「賛否を問う性格の意見募集ではない」とした上で、今後のまとめ方や寄せられた意見にどう応えるかについて「現時点では未定。これから検討していきたい」とする。

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