3回広島2死、新井が中越えに本塁打を放つ=マツダ

中日に勝利し、ナインを迎える広島・緒方監督(79)=マツダ

 広島が中日戦の今季勝ち越しを決めた。二回に野選と石原の適時打で2点を先行。三回は失策と新井のソロで2点を加えた。ジョンソンは危なげなく7回1失点でリーグトップの14勝目。中日は投打に振るわず連勝が6で止まった。

 広島―中日20回戦(広島13勝6敗1分、18時、マツダスタジアム、31465人)

中日000 010 000 1

広島022 000 00× 4

▽勝 ジョンソン24試合14勝6敗

▽S 中崎58試合3勝4敗31S

▽敗 大野16試合7勝8敗

▽本塁打 新井18号(1)(大野)

▽二塁打 新井、近藤、菊池▽犠打 堂上▽盗塁 田中(25)▽失策 平田、田中、梵

▽試合時間 2時間50分

 ◆大声援「勢いもらっている」

 走って、打って、抜群の存在感を見せた。広島の新井が激走で先制の得点を記録し、バットでは18号ソロ。地元での優勝決定を望むファンの大声援を浴び「期待、歓声の大きさは感じている。勢いをもらっている」と汗をぬぐった。

 二回。二塁打で出塁し、鈴木の左前打で三塁に進んだ。続くエルドレッドの打球は三塁へぼてぼてのゴロ。39歳のベテランは好スタートを切ると、捕手のタッチをかいくぐって左手で本塁を陥れ「普通でしょ。河田(外野守備走塁)コーチに走塁は足の遅い、速いではないと言われている」とさらり。

 さらに球場を沸かせたのは三回の打撃だ。大野の147キロ直球をバックスクリーンへ鋭い弾道で運んだ。直前に一塁走者の丸がけん制に飛び出してアウトになっていたが、漂いかけたマイナスの雰囲気を一掃。2010年以来となる100打点まで、あと3に迫った。

 快進撃を続けるチームには「すごい一体感がある」と言う。貯金は今季最多の32で、1980年に記録した球団最多の33まであと1。そして何より、25年ぶりの優勝へ。ゴールテープはもう目の前にある。

◆談話

 緒方監督「しっかり、投げる人が投げて、打つべき人が打った。みんな満身創痍(そうい)の中、気力を振り絞ってやってくれている」

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